コラム
>>歯の噛み合わせが原因で起こる体調不良

2015年09月12日

歯の噛み合わせが原因で起こる体調不良

歯の噛み合わせが原因で起こる体調不良

なぜ、噛み合わせが原因で体調不良がおこるのか

噛み合わせが悪いと、頭部のバランスが悪くなり、それを支えるために僧帽筋(そうぼうきん・人間の背中の一番表層にある筋肉)などの筋肉に負担がかかるため、常に筋肉が緊張した状態になります。それが肩コリ、頭痛、耳鳴りをおこします。また、不正な噛み合わせによる頚椎のねじれが自律神経系に異常をもたらし自律神経失調症にまで影響を及ぼします。
このように、噛み合わせのアンバランスが、身体全体のバランスの乱れ・歪みを生じさせ、体調不良が起こることがあります。

具体的な体調不良の例

噛み合わせで起こる体調不良の例として、頭痛や肩こり、耳鳴りなど多くの症状があります。
噛み合わせ不良は全身に影響を及ぼすこともあります。

【頭痛】
不自然な噛み合わせにより、顎の周りの筋肉が緊張し、やがてその筋肉の血行が悪くなって筋肉性の痛みとなり頭痛が生じます。

【肩こりや首の痛み】
頭痛と同じく、顎から肩、首にかけて筋肉が緊張しすぎることにより、筋肉に血行障害が起き肩こり、首の痛みとなります。

【耳鳴り】
顎がずれることで耳の管が下顎の一部分に圧迫されます。そのため耳鳴りが発生します。

【不眠症】
不自然な噛み合わせでものを噛むことにより、アドレナリンの分泌が活発化して脳の働きが活性化してしまうのです。寝っている間に噛み合わせたり、歯ぎしりをしたりする人の眠りが浅くなることがあります。

【生理痛・生理不順】
不正な噛み合わせで、頚椎に歪みを発生し、自律神経系に圧迫を与えます。そのため、生理痛、生理不順、不妊など婦人科系の病気を引き起こします。

【自律神経失調症】
不正な噛み合わせによって頚椎のねじれ、それにより自律神経系に異常をもたらす場合があります。

そのほか、実際の体験談として、噛み合わせを治すことで下記が改善されたとの例もあります。
・坐骨神経痛
・耳の閉塞感
・ぎっくり腰
・肩こり
・花粉症

不正な噛み合わせの原因とそれを悪化させること

噛み合わせの不正には様々な原因と、またそれを悪化させている要因があります。

【原因】
・顎の発育不良
・加齢による変化
・頬杖をつく
・足を組んで座る
・片側での噛み癖がある
・歯ぎしりをする
・歯を抜いたままにしておく
・歯科治療の不適合
・歯列矯正治療の予後不良 など

【悪化させること】
・高さの合わない入れ歯や被せ物
・悪い姿勢
・よく噛まないこと
・事故などの外傷
・歯を抜けたままにしておくこと
・ストレス など

噛み合わせの治療法

噛み合わせの悪さの原因は千差万別です。
治療法には、プレート療法・ストレス対策・外科的治療法など様々な方法があります。

多くの場合、各種検査(レントゲン撮影、口腔内写真撮影、口腔内検査)を行い、カウンセリングを行います。

■治療法の一例

歯がない場合は、噛み合わせの前にブリッジ・入れ歯・インプラントなども必要な場合があります。

【プレート療法】
プレート治療は顎関節症治療に使用するマウスピースであるプレートを作って装着することで、歯や顎関節、その周りへの負担を減らすことができます。

【ストレス対策】
ストレスを軽減するため、脳神経外科・心療内科などと連携をとる歯科もあります。

【外科的治療】
あごのゆがみが著しい場合は、外科手術を治療に組み入れた外科矯正治療を行い、ゆがみを改善します。

■まとめ

噛み合わせの症状は人により違います。また、歯医者の治療方針にも様々なものがあります。通っている歯医者で体調不良が改善されず、二つ目三つ目の歯医者でようやく改善ができたとの声も多いです。ご自身にあう歯医者をみつけることが体調不良改善への近道です。

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